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2024年3月30日

馬鹿らしいと思った

「空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。」
伝道者の書1:2

「プツン」と全てがバカらしく思えたことってあるかい?
一生懸命にやっていたけど、虚しく思っちゃったことがあるかい?

賞を取ること、成績をあげること、部活を頑張ること。
でも、その先にいったい何があるんだろう?と思っちゃう。

伝道者の書の著者は、誰よりも名声、資産、成功、知恵を得た人だった。
人間をカンストさせたような、全クリしたような人だったろう。

人生の成功者が見た世界は、「空」だった。
それは、青空の「ソラ」ではなく、虚しいの「くう」だ。

「空の空」とは、「虚しい中で最も虚しい」と訳したら分かりやすいだろう。
彼は必要な全てを得て、それらは全て本当に虚しいと言ったのだ。

自分が追いかけているものが虚しいと感じるのは、正常な感覚だと思う。
なぜなら、あなたが追いかけているものを手にした伝道者は
虚しいと言ったのだから。

だから、あなたが何を求めるべきなのかを
もう一度吟味すべきではないだろうか。
(FM)