寛容な人

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」
Ⅰコリント13:4
寛容な人ってどんな人だろう。
「甘い人」とは違うような気がする。

寛容な人ってきっと、自分の正しさを主張していないんだ。
例外的やイレギュラーがあるという現実を知っているから、
うまく世界に馴染めなかった人を受け止めてくれるんだと思う。

よくよく考えたら、この世界は最初からイレギュラーなことばかりなんだ。
だって、誰も同じ過去を持っていないし、同じ文化で育ったわけじゃない。

失礼なことをされたと思っても、
相手にとっては善意ある行動だったかもしれない。
自分だけの世界は小さくて、異例なことの方が多いんだ。

気持ち悪いと思った時こそ、ボクらの寛容さは問われている。
「異なる他者」に出会った時、排他的にならず寛容な人であれますように。
(FM)