エレミヤ 2:2 「さあ、行ってエルサレムの人々に宣言せよ。 『主はこう言われる。 わたしは、あなたの若いころの真実の愛、 婚約時代の愛、 種も蒔かれていなかった地、荒野での わたしへの従順を覚えている。』」
イスラエルの民はかつて神に従順でした。「若かった頃」とは、十戒が与えられた時のことです。
そして、神から契約を与えられた状態を「婚約時代」と例えられています。それが例え荒野の中であったとしても、とても良い時代だったという理由は、主ご自身が昼は雲の柱、夜は火の柱となり絶えずイスラエルの民の近くにいてくださり、お互い目視できたからでしょう。
荒野という試練の中であっても、彼らが神を目視できたことは大きな励ましであり、神の臨在の喜びの中で生活していたことがわかります。
数々の試練があっても乗り越えることができ、結果、何も不足することなく、着物もすり切れなかったのです。
現在、私たちにも聖霊が注がれています。目視することはできませんが、祈りつつ神に頼る時、かつてエジプトを出たイスラエルの民と同様に、私たちを導き祝福してくださるのです。
今置かれている場所が荒野のように感じるかもしれません。しかし、信仰と希望を持って歩み続ければ神によって荒野は園へと変えられます。
Ryu_taro