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出会いの写真
2020年9月17日

出会い

ルカ19:10「人の子は、失われた者を捜して救うために来たのです。」

 収税人の頭(かしら)のザアカイは、ユダヤ人でありながらローマ帝国の税金を同胞から取り立てる者でした。仲間からは「ローマ帝国の手先」と呼ばれ、罪人呼ばわりされていたのです。

 彼は大金持ちでありながら孤独でした。誰もがザアカイを嫌い、彼も自分を嫌っていたでしょう。

 イエスがエリコに来られた時、ザアカイはイエスを一目見たいと思いましたが、背が低かったので人々の前に走っていきました。彼は嫌われ者だったので、走るザアカイを見て嘲笑する者もいたと思います。

 しかし、この時のザアカイを見ると、そんなことは何も気にしていないかのようです。「なんとしてでもイエスと会いたい。自分も救われたい。」と必死だったと思います。挙げ句の果てに、走った先にあったイチジク桑に登っていきました。

 イエスはザアカイを見ると、「今日、あなたの家に泊まることにしているから。」と告げたのです。イエスから名を呼ばれたことがどれだけの喜びだったでしょうか。イエスはザアカイに救いを与えたかったのです。

 イエスはザアカイの全てをご存知で、彼を必要としていました。どんな人であっても悔い改めるなら、直ちに救いが与えられるのです。

Ryu_taro