この世界の片隅で

「いいですか。わたしは狼の中に羊を送り出すようにして、あなたがたを遣わします。ですから、蛇のように賢く、鳩のように素直でありなさい。」
マタイ10:16
鳩のように純粋で無垢なのは感心だけど、
人の不正行為や間違いを受け入れてしまうのは、
行き過ぎじゃ無いかな。

誤りをどれもこれも黙っているのは、本当の誠実さじゃないよ。

“あまりに純粋で信仰だけが大切！“
なんて言ってると、いつの間にか極端になる。
誠実さは大切だけど、蛇のような狡猾な鋭さも時には必要。
なぜならその鋭敏さで、賢く生きることができるから。

極端に信仰に偏っても、世的なことに偏ってもいけない。
お気に入りの神学ばかりにしがみついて、この世を無視…
みたいにならない方がいいんじゃないかな。

ポイントは、霊的に見えるとか、世的に見えるとかじゃ無くて、
この世界の片隅で、いかに神さまとともに賢く生きるかってことなんだ。
だってあなたの周りには、羊の皮を被った狼が沢山いるんだから。
(RK)