歌の練習

「歌い手は、アサフ族、百二十八人。」
エズラ2:41
合唱コンクールでは、事前の練習が絶対に欠かせない。
ボクはよく、「ほら男子！遊んでないでちゃんとやって！」
と怒られたものだった。

神殿が崩壊してからおよそ70年後、歌い手たちが戻ってきたと聖書は記す。
歌い手たちは、神さまを賛美する神殿がなく、
礼拝ができない異国の地で生活をしていた。

世代も交代していたことだろう。
それでも彼らは、礼拝の日を待ち望んで、異国の地で歌の練習をし続けたのだ。

異国の地で、歌の練習をする意味もわからないと思えることもあっただろう。
しかし、神殿が再建された時、歌い手たちが128人も備えられていた。

アサフ族は何十年もの間、賛美への備えをしていた。
ボクらにできる礼拝への備えはなんだろうか。

牧師や奉仕者のために祈ることかもしれない。
土曜日に早く眠ることかもしれない。
自分にできる備えから初めてみよう。
(FM)