哀歌1:20
「主よ。ご覧ください。私は苦しみの中にあり、はらわたはかき回され、私の心は私のうちで打ちのめされています。」
哀歌は、イスラエルの国が滅び、おもだった人々がバビロン捕囚にあった苦しみの中から、悲しみを歌った5つの歌です。
5人で共作したのか、一人の人が5つ作ったのかはわかりませんが、全体として悲しみと苦しみに満ちています。
ただ、その5つの歌はみなアルファベット詩になっています。
各節の最初の単語の最初の文字がヘブル語のアルファベット順になっている(3章は3節ごと)のです。
そうした技巧を凝らす余裕があったのです。
クリスチャンは完全な絶望とは無縁です。
どんなに苦しくても、神を見上げ、心のゆとりを持ち、次に進むことができます。
(TN)