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失う喜び
「しかし私は、自分にとって得であったこのようなすべてのものを、キリストのゆえに損と思うようになりました。」
ピリピ3:7
ボクらは、物質的な豊かさの中に生きている。
「お前は何を持っているのか」と問われ、
人より多くのものを持っている事が評価される時代だ。
何かを得る事が称賛され、失うことは喜ばれない時代だ。
しかし、キリスト者のこの地上での歩みとは、
「何かを得ていくことよりも何かを失っていくこと」だ。
イエスさまを知っていながら、何かを得ようと人生を使い、
自己実現を求め、人からよく思われるために生きているのであれば、
そんな人の歩みに価値などない。
だって、イエスさまは弱くされ、傷つけられ、失う道を歩んだから。
物質的に豊かな時代では、実は自分たちが「貧しい」ことに気づけない。
本当の「豊かさ」とは、喜んで何かを失う心ではないだろうか。
(FM)