ピリピ2:3 何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。
皆さんは人をどのように見ていますか?知らずしらずのうちに人に嫉妬したり敵対することはないでしょうか?
相手が自分より優れていると、よりいっそう劣等感を覚えたりもします。それは人の自分より優れた部分を素直に認めることができないからかもしれません。
劣等感を覚える原因は、「自分はあの人よりも劣った部分がある」と思い込んでしまうからでしょう。努力して弱点を克服する必要はあるかも知れませんが、相手に勝ためにするのではありません。
実際は人の存在価値に優劣はありません。ある人が上である人は下…という見方は、自分自身が勝手に作り出している人間関係のヒエラルキーなのです。
それは真実とは異なる主観的な情報なので、囚われる必要はありません。劣等感から抜け出す方法は、私たちがへりくだった心を持つことです。
本当のへりくだりとは、どのような相手からでも優れた部分を見出し、教えを乞う姿勢です。私たち一人ひとりがさらに多くの優れた人物を見つけ出し、成長していくことを願います。
Ryu_taro