2テモテ 2:8 イエス・キリストのことを心に留めていなさい。私が伝える福音によれば、この方は、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえった方です。
パウロはヘブル名では「尋ね求める」という意味を持ちます。彼はガマリエルの門下で律法を学びました。その熱心さはクリスチャンを迫害し、殺すことさえあったほどです。
しかし、パウロはダマスコ途上でキリストと出会い、大胆に伝道する者へと変えられました。パウロが主と出会ったのは、熱心に真理を尋ね求め続けた結果だといえます。
彼は旧約の教えが頭と心に叩き込まれていて、旧約の教えとキリストの教えを相反することなく統合させて語ることができました。
キリストが本当の神だと知ったパウロは、キリストのことをいつも心に留める者となりました。そして、彼の信仰の生涯は、迫害、投獄、そして処刑で終わります。
人の目から見たらそれは不幸に思われるのかも知れません。しかし、パウロが書いた手紙からはそのことを微塵も感じさせないばかりか、彼自身は力と喜びに溢れていたことがわかります。
それは、彼がキリストにある希望をいつも心に抱いていたからでしょう。主に信頼する者は失望させられることはありません。皆さんはそのことを信じますか?
Ryu_taro