うわべだけの人

「主はサムエルに言われた。「彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」
第一サムエル16:7
確かに、見た目が悪いより、良い方がいいだろう。
それだけじゃなく、態度や振る舞いもそうだ。

口数が少なく、丁寧な言葉使い。
誰に対しても悪い印象を与えず気を遣う。

人に迷惑をかけることなく、常に親切。
そういう人は一見、謙遜に見えることがある。

しかし、疑って人を見る必要はないが、
その謙遜な振る舞いの源がどこにあるのか、よく見なければいけない。

嫌われたくないという恐れや、プライドであるなら、神に喜ばれない。
人はうわべだけの振る舞いに騙されやすいものだ。

私たちはどうだろう。
良い人に見られたいと思うあまりに、
うわべだけの謙遜になってはいないか。

主は心を見られる。
だからこそ、素直な心を与えてもらおう。
(RK)