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2020年8月18日

黙示録の祝福

黙示録1:3 この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。 

 黙示録は難解な書簡ですが、朗読する者には祝福となります。「さいわい」という言葉はギリシャ語の、makarios マカリオスという単語が使われています。これは「1. 最高に祝福される、2. さびない健康、3. 思いもよらない恵み」等の意味があります。

 黙示録は決して「世の終わりを告げる恐怖の書」ではなく、これを学ぶ時に私たちは祝福を受けます。1章7節に「見よ、その方は雲とともに来られる。 すべての目が彼を見る。 彼を突き刺した者たちさえも。 地のすべての部族は 彼のゆえに胸をたたいて悲しむ。」とあります。キリストの再臨がテーマであり、また聖書の預言の完結篇とも言えます。

 この書はパトモス島という小さな島で書かれました。時代背景は皇帝ドミティアヌスの治世、西暦 90 年前後です。ここでヨハネは将来の啓示を受けました。

 正確な日時は示されていませんが、世が終わるという事ははっきりと語られています。神はこの書を通して終末の時代に生きる私たちに励ましの言葉を送りました。私たちはこの書を朗読し、祝福を受け、大胆にみことばを伝え続けましょう。RK