イエスキリストは、十字架上で7つの言葉を残していることが福音書を読むとわかります。
その7つの言葉をシリーズで見ていきたいと思います。
ルカ23:34 そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるために、くじを引いた。
十字架に架けられて直ぐに、着物を分け合っている人たちが目の前に見えます。
十字架にかかりながらも自分のためではなく、そんな彼らのためにとりなし祈るイエスの姿は、私たちに神聖と美しさを与えてくれます。
しかし、この時のキリストはそんなに美しい姿ではありませんでした。
綺麗な言葉と祈りが出てくる状況にはありませんでした。
鞭打たれ、唾を吐きかけられ、裸で木に架けられているのです。
周りから、罪人として極刑が施行されている時です。
神の子が人間によって、十字架に架けられ、その人間を赦してほしいと叫んでいるのです。
哀れで醜く、目を背けたくなるような姿ではないでしょうか。
しかし、キリストは神のあり方を捨ててまで、あなたを救いたかったのです。
キリストが十字架上であなたの救いのために懇願している姿が見えます。
なぜなら、あなたに救われて欲しいからです。
Fumika