満ち足りない貧しい心

 「こうしてヨブは死んだ。年老いて満ち足りた生涯であった。」
ヨブ42:17

ヨブ、彼は財産の全てを失い、子供たちを失った。
ヨブ、彼は健康を失い、死んだ方がマシだという苦痛を受けた。

でも彼の生涯は「満ち足りた」と聖書は語る。
なぜなら彼のそばにはいつも神様がいてくれたから。

苦難の中を神様と歩み感謝を捧げる人がいる。
裕福な中でも、足りないものに目を留めて文句を言う人がいる。

あなたにはどこまで裕福になっても、
まだ欲しい、まだ欲しい、
という「満ち足りない貧しい心」がないだろうか。

たとえボクらの人生が裕福でなかったとしても、
願った形でなかったとしても、
その人生は満ち足りた生涯だったと言われる
「豊かな心」を持ちたいと願わないだろうか。

つまらない毎日、予定のキャンセル、イベントの中止、
見渡せば足りないものなんていくらでもある。

でもその中でも、満ち足りる神様にとどまり、
感謝を捧げる人はいるだろうか。
（FM）