I ペテロ 5:8 身を慎み、目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、吼えたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。」
聖書にはサタンや悪霊の存在がハッキリと記されています。ただ、オカルト的な幽霊、心霊、妖怪のような存在とは異なります。後者は空想的な部分も多く、深入りしないことです。
9節には「堅く信仰に立って、この悪魔に対抗しなさい。」とありますが、悪魔に立ち向かうとは、悪霊追い出しというよりも、堅く信仰に立ち神の恵みに留まり続けることが大切です。
では、目に見えない悪魔は何を食い尽くすことができるのでしょうか。それは私たちの命です。私たちを誘惑し、恐れ、怒り、嫉妬、傲慢、怠慢、絶望を私たちの思いに投げ込んできます。また、人を互いに嫉妬させ、争わせ、自ら死を選ぶように仕向けてくるのです。
弱っている者を容赦なく破滅に追い込みます。悪魔の攻撃は慰め励ましなどは皆無で、罪悪感や心の咎めを攻め続け、私たちの心を消耗させます。
私たちの思いが絶えず御霊の実である愛、喜び、平安で満たされているのか、それとも怒りや嫉妬に囚われているのかを考える必要があります。悪魔の餌食にならないように自分の心を祈りとみ言葉のうちにしっかりと管理しましょう。
Ryu_taro