「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。」
マタイ6:11
毎日、今日食べるご飯があるかどうかを心配に思う人は少ないだろう。
「糧」ということばは、直訳すると「パン」ということばになる。
この祈りを現代的に言うなら、「今日に必要なパンをください!」となるんだ。
イエスさまがこの祈りを弟子たちに教えたとき、
彼らは「モーセたちが荒野でマナを神に毎日与えられた」という歴史を思い出しただろう。
モーセたちの荒野の歴史は、神がその日に必要なものをくださらなければ生きていくことができないという極限の状態だった。
彼らはそこで、毎日を養ってくださるお方は神なのだと体験したんだ。
あなたは、お小遣いがあって、空腹になれば、学校帰りにコンビニで小腹を満たすこともできるかもしれない。
祈らなくても、日々のパンはあるのだろう。
それでも、この祈りを捧げるのは、自分を本当の意味で養ってくれるお方が誰なのかを告白するためではないだろうか。
(FM)


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2021年9月30日