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つかめない幸せ
伝道者の書1:14
私は、日の下で行われるすべてのわざを見たが、見よ、すべては空しく、風を追うようなものだ。
伝道者の書はひたすらに、はかなさを伝える。
でもそれはニヒリズム(虚無主義)とは違うんだ。
「全てのことに意味はないから、死ぬまで適当に過ごせばいい」なんて伝道者は語っていない。
むしろ、一生懸命に求めているものは、本当に価値があるのかを問いかけている。
どれだけ頑張っても、満足できない。
どれだけ幸せな瞬間があっても、永遠には続かない。
頑張っても報われず、お金持ちになっても幸せになれない。
それが、この世界の結果なんだと思う。
ボクらはもう、おとぎばなしの世界を子どものように信じてはいない。
この世界の残酷さ、この世界の虚しさを直視するなら、ボクらにとって本当に必要なものが何かが見えてくる。
虚しい世界で、美しい人生を歩む方法がある。
この世界が自分を幸せにしてくれるわけじゃない。
あなたの創造者があなたを幸せな道へと導いてくれるのだ。
Fumika