「たいせつなきみ」
マックスル・ケード/いのちのことば社
いいねをつけてつけられる。そんな世界にボクらは生きています。
ボクが初めてこの「たいせつなきみ」を読んだのは小学生の時。
良いことをすれば星シール、ダメなやつにはだめじるしシールを貼り合うウイミックスの村を読んで「こんな世界生きづらいだろうなあ」と思いました。
でも、まさか数年後に私たちの世界はウイミックスの村のように互いにいいねを付け合う村となってしまいました。
この村でダメじるしシールばかりもらってしまう主人公パンチネロは人生を変える出会いを体験することになります。
彼がもう人の目を気にしないで生きることができるようになった出会いはなんだったのでしょうか。
この本は絵本ですが、ぜひ高校生のたいせつなきみに呼んで欲しい一冊です。