ヨハネ13:34 わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
現在、アメリカでは、白人警察官に押さえつけられて死亡したジョージ・フロイドさんの事件により、各地で暴動が起きています。
そのような中、フロイドさんの実の弟が、「みなさんの怒りは理解できる。でも私にくらべれば怒りは半分だろう。それでも私は物を壊したり、地域社会を破壊したりはしていない。なのに、みんな何をしているんだ」と、破壊活動をやめるように呼びかけました。
人間は、例え同じ民族であっても、偏見や差別に対して怒りや憎しみを抱いてしまう弱さがあります。おそらく偏見や差別はウィルスのように私たちの心に潜んでいて、今後もなくなることはないでしょう。
自分は大丈夫だと油断してはいけません。誰でも、人と意見が合わない、納得できない、もっと自分は認められるべきなのに…と、さまざまな理由から不満を爆発させてしまう可能性があるからです。
皆が必ずしも破壊的な行動をとるとは限りませんが、怒りや憎しみを心に抱き続けるのは、「互いに愛し合う」という神からの戒めに大きく反しています。
例え人から誤解され、批判されたとしても、私たちは互いに愛する者でありたいと思います。
Ryu_taro