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人の目が気になる人への写真
2020年7月23日

人の目が気になる人へ

 ルカ18:14「あなたがたに言いますが、義と認められて家に帰ったのは、あのパリサイ人ではなく、この人です。だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるのです。」

どう見られているのか?

どう思われているのか?

 …と私たちは絶えず人の目を気にしています。これは一見、気の弱い人が人目を気にしているように感じるかもしれませんが、その動機は「自分の理想通りに評価されたい」という強い思いの裏返しなのです。

 他者と自分を比較し、上なのか下なのかと、極めて主観的な人間のヒエラルキーを作ってしまうことがあります。このパリサイ人は収税人と自分を比べて、自分は正しい者だと思っていました。

 当時、パリサイ人は人々から尊敬されていたので、それは自他ともに認める評価であったと思います。

 しかし、神の評価は違い、自らを低くした(※ただの自己卑下ではない)収税人が義とされました。人間の評価は、たとえ大多数が認めたとしても、必ずしも正しいとは言えません。

 なので人から満足のいく評価を得、ヒエラルキーの頂点に立てたと思ったとしても、それが神から見て正しい評価だとは限らないのです。

 価値のある基準を得たいのであれば、人の目ではなく神の眼差しを意識しましょう。

Ryu_taro