わずかなパン種

「あなたがたはよく走っていたのに、だれがあなたがたの邪魔をして、真理に従わないようにさせたのですか。そのような説得は、あなたがたを召された方から出たものではありません。わずかなパン種が、こねた粉全体をふくらませるのです。」
ガラテヤ5:7~9

何か大きな出来事があったから、人が間違うのではありません。

たとえわずかな間違いだったとしても、
受け入れてしまうなら、ライフスタイルが変わります。

そして、ライフスタイルが人生を作るのです。

ガラテヤの人々は、偽教師からの影響を受けて、
行いによって神に認められようとしました。
これでは、「ああしなさい」「こうしなさい」という、
戒律的な信仰に逆戻りです。

神との関係は、愛によって成立します。

わずかな間違いが、ガラテヤの人々を真理から遠ざけました。
私たちは、間違った価値観や習慣に気づきにくいものです。

小さなズレが、ゆくゆくは大きな間違いにつながっていくのですから、
わずかな間違いに気がつけるよう祈りましょう。
（RK)