
LINE登録はこちら

苦悩により、変えられる祈り
「ハンナは答えた。「いいえ、祭司様。私は心に悩みのある女です。ぶどう酒も、お酒も飲んではおりません。私は主の前に心を注ぎ出していたのです。」
第一サムエル1:15
聖書 新改訳2017©︎2017新日本聖書刊行会
ハンナの苦悩は長かった。
ただ単に子どもが与えられない、ということだけではない。
彼女はエルカナの第一夫人であリ、夫からの寵愛を受けていた。
それゆえに、第二夫人のペニンナから嫉妬され、嫌がらせを受けていたのだ。
ハンナは耐え切れず泣いたが、
夫エルカナには慰めることができなかった。
しかし、この状況を作り出していたのは、
“主ご自身”であることを見落としてはならない。(第一サム1:5)
主は、なぜこのような苦悩を、
ハンナにお与えになったのだろうか。
追い込まれたハンナは、
対抗意識で子どもを求めることをせず、
主の働きを担う子どもを求めた。
ここに答えがある。
苦悩は、私たちの祈りを、みこころに沿ったものへと変えるのだ。
(RK)