2歴代誌 16:7 そのとき、予見者ハナニがユダの王アサのもとに来て、彼に言った。「あなたはアラムの王に拠り頼み、あなたの神、主に拠り頼みませんでした。それゆえ、アラム王の軍勢はあなたの手から逃れたのです。」
アサ王はバシャ王に攻められた時、ある策を思いつきました。それは、アラムの王(シリア)王に賄賂を送り、イスラエル王国との同盟を破棄させ背後から攻め込ませるという方法です。
そのためバシャ王はラマの砦建築を中止し、アラムと戦うべく引き返しました。アサ王はすぐさまラマの砦を破壊し、石材と木材を手に入れて国境を北上させたのです。
アサ王は優れた政治的手腕を振るい勝利を得ましたが、神に頼らない姿勢に神は悲しまれました。神は予見者ハナニを通して彼に忠告しました。しかし、彼は忠告を受け入れないどころかハナニに足かせをつけ牢獄に入れてしまったのです。
その後、アサ王は足の病気になりました。予見者ハナニに足かせをつけた通りに自身も歩けなくなったので、この病気の原因はアサ王自身よくわかっていたはずです。
神は彼が悔い改め、神に立ち返ることを期待していたのだと思います。アサの晩年はリバイバルを起こした王とは思えない終わり方です。何を持って成功者と呼ぶのか、考えましょう。
Ryu_taro