主の祈り⑬

「私たちの負い目をお赦しください。 私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。」
マタイ6: 12
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
イエスさまを信じる人が持っている力に「赦し」がある。
人は、赦されることを通して、赦すことを学ぶんだ。

多く赦されてきた人は、多くを赦すことができる。

だから、主の祈りは、
「赦せるように」だけでなく、「赦してください」と祈る。

損害を受ければ、賠償して欲しいとボクらは願うだろう。
傷けられれば、傷つけてやりたいとボクらは願うだろう。

でもあなたは、損害や傷を満たして癒してくださる方を知っている。
だからボクらは、損害や傷を与えた相手に賠償を請求しなくて良いんだ。

むしろ、イエスさまがボクらを赦してくださったように、
赦しを贈ることができる。

赦しは、お金持ちでなくても能力がなくても、贈ることができるものなんだ。

あなたに負い目のある人に、怒りや請求ではなく、赦しを持って答えよう。 (FM)