「私たちの日ごとの糧を、今日もお与えください。」
マタイ6:11
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
毎日、今日食べるご飯があるかどうかを心配に思う人は少ないだろう。
「糧」ということばは、直訳すると「パン」ということばになる。
この祈りを現代的に言うなら、
「今日に必要なをパンをください!」となるんだ。
イエスさまがこの祈りを弟子たちに教えたとき、
彼らは「モーセたちが荒野でマナを神に毎日与えられた」
という歴史を思い出しただろう。
モーセたちの荒野の歴史は、
神がその日に必要なものをくださらなければ
生きていくことができないという極限の状態だった。
彼らはそこで、毎日を養ってくださるお方は神なのだと体験したんだ。
あなたは、お小遣いがあって、空腹になれば、
学校帰りにコンビニで小腹を満たすこともできるかもしれない。
祈らなくても、日々のパンはあるのだろう。
それでも、この祈りを捧げるのは、
自分を本当の意味で養ってくれるお方が誰なのかを
告白するためではないだろうか。 (FM)
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2024年8月11日