「それからイエスは、悪魔の試みを受けるために、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。そして四十日四十夜、断食をし、その後で空腹を覚えられた。すると、試みる者が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、これらの石がパンになるように命じなさい。」イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」
マタイ4:1∼4
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
ギリシャ語で悪魔はディアボロスと言います。
ディアは“〜間に”、ボロスは“投げる”という意味があります。
つまり、悪魔は神と人との間に、
さまざま物を投げ込む存在であることがわかります。
悪魔は中傷者であり、根拠のないことを言いふらして、
人に恐れを起こさせるのです。
悪魔は私たちを誘惑し、欲望を起こさせ、
ある時は褒めて傲慢にし、ある時は落ち込ませます。
そのように恐れを吹き込んでは、人を防衛的あるいは攻撃的にします。
悪魔の目的は、神と人、人と人との間に疑心暗鬼を起こさせ、
仲違いをさせることです。
イエスは悪魔の試みに対して、常にみことばを以って反撃しています。
悪魔の策略に騙されないように、イエスのようにみことばに立ちましょう。
(RK)
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2024年10月27日