「彼は私にこう答えた。「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は言われる。大いなる山よ、おまえは何者か。おまえはゼルバベルの前で平らにされる。彼がかしら石を運び出せば、『恵みあれ。これに恵みあれ』と叫び声があがる。」」
ゼカリヤ4:6∼7
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
バビロン捕囚からエルサレムに帰還する民たちのリーダー、ゼルバベル。
彼は帰還後、神殿再建に取り掛かったが、再建工事は困難を極めた。
荒れ果てたエルサレムに、神殿を再建させることは簡単なことではない上に、
彼をさげすみ、批判し、脅し妨害する者たちがいたのだ。
彼が最初に神殿の礎を据えたとき、神殿完成はいつなのか…
途方に暮れてしまうほどの小さな一歩だった。
ゼルバベルの前には、山のような障害物が並んでいた。
しかし、神はゼルバベルを励まし、彼は神に頼った。
その結果、かしら石(完成時に据えられる石)を据える時には、
「恵あれ!」と歓声が起こると告げられたのだ。
あなたも何かを始めたら、想像しなかった困難に驚くなかれ。
それは神とチャレンジすることだから。
(RK)
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2024年10月19日